物流で生産者と消費者を繋ぎ、
食の未来を支える
我が国は、食料安全保障上の課題に直面しています。生産者は高齢化とともに急激に減少し、気候変動が農業生産に深刻な影響を与え、食料自給率は危険水域まで落ち込んでいます。
こうした中、当社は、「生産者と消費者を繋ぐ」という企業理念を掲げるファーマインドグループの一員として、物流面で「食のインフラ」を支えることを使命としています。全国に張り巡らされたコールドチェーンネットワークを核とする青果流通プラットフォームによって食品ロスを削減し、消費者に高品質な青果を安定的にお届けしています。
一方で、物流業界は、かつてない事業環境の変化に直面しております。継続的な人手不足と人件費高騰に加え、「物流の2024年問題」といわれるドライバーの時間外労働時間の上限を定める法改正が施行されました。デジタル化、先端技術の導入等による事業の効率化に加え、環境の変化に柔軟に対応し、お客様のニーズに合った高付加価値な物流サービスを新たに創造していくことが、これまで以上に求められています。
私たちは、ファーマインドグループが有する青果流通プラットフォームの総合力によって、こうした環境の変化を、「さらなる成長の機会」へと転換していけるものと確信しています。
また、環境問題への対応も、私たちの使命であり、社会的責任です。新たな技術や、効率的な配送モデルの開発、積載率の向上など、脱炭素による環境負荷の低減に向け、さらに積極的に取り組んでまいります。
当社は、生産者、消費者、そして青果物の流通に携わる全ての方々にご満足いただけるロジスティクスソリューションを提供し、食の未来を支えていくことを目指し、全社一丸で進んでまいります。
今後とも皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
全日本ライン株式会社
代表取締役社長 大江 慎
安全で豊かな食生活を物流で支える
代表取締役社長 | 大江 慎 |
取締役副社長 | 阿部 篤志 |
取締役 | 坂田 秀之 |
監査役 | 上永 浩 |
安全で豊かな食生活を物流で支える全日本ラインは、ファーマインドグループの一員です。